ロードバイクのフレーム素材、何が良い?
ロードバイクを始めよう、と思うときに悩むのが、どのフレーム素材にしよう、ですね。
二台目のバイクを買うときにも、その悩みは付きまといます。
フレームの素材は大きく3つあります。
クロモリと、アルミと、カーボンですね。
重量順に並べると、クロモリ>アルミ>カーボン、ですね。
一般的な価格で並べると、カーボン>クロモリ>アルミ の順ですね。カーボンが一番高い。(但し、商品によって前後します)
その中で、今回は筆者が乗っている、クロモリフレームの良さについて、語って行きます。
スチールフレームの概要
続いて、クロモリフレームは、どんなフレームかについてお伝えします。
強さ
クロモリは鉄合金だけあって、強い力がかかっても、受け止めるだけの強さがあります。
自転車のペダルを踏んだ時、ペダルが付いている棒(クランクといいます)と、クランクを固定している部分(BBといいます)には、下方向に強い力が掛かります。踏み下ろした方向に、フレームが引っ張られるんですね。
クロモリは、バネ感があり、弾力をもってペダリングを支えます。安心感がある。
そこまで重くない
先ほど、重量は重めといいましたが、そこまで重くない。
しっかり乗りこなせば、700m以上の山や、峠も難なく登る事が出来ます。
他の素材に比較すると重いですが、ロードバイクとして十分使いこなせます。
何せ、アルミやカーボンが出てくる前は、スチールフレームで何十年もロードレースが行われていたんですから。歴史に裏打ちされた、フレームなんです。悪い訳が無い。
おすすめポイントを3つ紹介
それでは、筆者が考えるクロモリのおすすめポイントを3つ、ご紹介します。
乗り味の良さ
クロモリは、ペダリングした時に、しっかり鉄の感触を感じる事が出来ます。これが気持ちいい。
弾力があり、しかし強さもある。ダンシング(立ち漕ぎ)をした時に、フレームがしなってくれます。
クロモリにしかない感触です。
重さがあるゆえの良さ
重さは坂を上るとき、やはりデメリットにはなります(オモリになるから。)
しかし、フレームに重量があることで、安定感があるメリットがあります。
軽いフレームですと、カーブを曲がる際、軽さゆえに操作感が難しくなりがちです。
一般的に、フレームが軽いと、操作が難しくなると考えています。
私の感想ですが、重さが扱いやすさに一役買っていると考えています。
そして、下るときは逆にメリットがありますよ。(速い)
クロモリフォークの安定感
最後に、フレームの前部分(前の車輪)を支えている、フォークにもクロモリの良さが出ます。
前部にしっかりした鉄を用いていることで、下りの安定感が違います。ここも、重量が良いほうに働いています。
加えて、クロモリの強靭さ。がっしりした素材のため、路面の段差や凸凹を受け止め、吸収してくれます。
鉄感を感じられて、気持ち良いですよ。
最後に
それでは、これまでクロモリフレームのおすすめポイントについて、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
クロモリは歴史があるフレームで、問題なく上ったり下ったりできるフレームです。
鉄独自の味があり、乗り心地も楽しいですよ。お勧めいたします。
それでは、ここまでご覧いただき、ありがとうございます。
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